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2008年9月25日木曜日

その2?

「笑えねえよ」

 これが本当の光景なら、俺は視神経か目の病気を疑った方がいいかもしれない。失明するのも時間の問題なのかもしれねえな。
 人のカタチをした物体が光ってる。その次に、カタチがかわって、なんじゃこりゃ。人のようだが違うものにしか見えないのは気のせいか?気のせいだ。野郎。ふざけるな。
「何だ、お前は。」
「地球侵攻第1団、佐倉組です♪」
どうやら俺は夢を見てるらしい。
「・・・俺のほほを抓ってくれないか。」
痛え。マジか。
「地球っていう私たちににた物質構成・文化を持つ」
朝っぱらからオカルトにはまる気はさらさらないから俺は遮るように行った。
「佐倉さんとやら、俺のところに来ても意味ないっすよ。行くなら国会とかホワイトハウスとか。」
そういって顔を上げた俺は目を再び疑った。・・・何だぁ、結構可愛いじゃーん♪いかんいかん、そう見えてもこいつは非日常、さっさと追い出さなくては。
「ああ〜、あたしに惚れちゃった??やっぱりね。」
一瞬鼓動が強くなった心臓をなだめつつそいつの話を聞いた。どうやら俺の心が読めるらしい。で、一番の理想のタイプになりきってここに居座ると、そこまで言っちゃまずいんじゃねえのか。機密事項もしゃべってくれそうだが。嗚呼、そんな目で俺を見るな。眼鏡越しに見るな、ショートヘアーにするな。仕様ががねえな。何もしないならいてもいいが。絶対に何も問題起こすなよ。絶対だぞ。嗚呼、この野郎。俺の理性、常識性でも試すテストか?あいにく俺は落選だな。まあいいわ。とりあえず、ここにいろよ。動くなよ。
「やれやれ。」
佐倉か・・・。誰か夢と現実を取っ替える機械持ってきてくれ。で、そいつをエイリアンじゃなくて、普通の可愛い転校生にでもしてくれ。で、机は隣。・・・駄目駄目、あり得ない。こいつのせいで常識性がどんどん失われていく。試しに聞いてみるか。
「なあ、夢と現実を取っ替える機械なんて無いよな。」
「ありますよ。」
っておい。あんたは何者だ。
「貸してくれないか?」
駄目元で聞いてみた。
「駄目ですよ。これは私たちの種族にしか聞かなくて、それ以外の種族に使うと、一生夢から出れなくなる、要するに死んじゃうんですよ。」
嗚呼、無念。

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